日記、改め、雑記。

ひとつ目の窓を開けたら

雪国なら珍しくもない二重窓は、私が大阪で住んだことのあるお家には無かった。

たいていが目線の所が透明なガラスで下の方がボコボコとしたスリガラスになっていたからカーテンが無いと部屋の中は丸見えだった。

二重窓は、カーテンをしなくても丸見えにならないから、外の明かりがそのまま感じられて好きだ。

それにカーテンをシャッと開ける感じと違って、なんか窓を開ける時のワクワク感がある。今、住んでる所の建物が古いからかスーッと開かない感じもワクワクを手伝ってるのかも(笑)

初雪の後、ひとつ目の窓を開けたら、一面真っ白な雪景色になってた朝は、キュンってなった。

 

ある日の夜に、ひとつ目の窓を開けたら、目の前にお月さまがおって、びっくりして「おぉぉぉ~」ってなった。思わずありがとうって言ってしまった。

 

また、ある日の夕方は、ひとつ目の窓を開けたら、からすの帰宅ラッシュがドンドン目の前を通り過ぎて行くのが見れた!!こんなにいっぱいどこにおったんや?!

 

そしてまたある時は、ひとつ目の窓を開けたら、夕焼けのまっかっかに感動して涙が出た。オセンチになってはったんやね(笑)

 

雪の積もった日は、ひとつ目の窓を開けて小学生の登下校を見ながら元気をもらう。みんな元気でちょっと嬉しそうに見えるのは私の思い込みか?(笑)

窓の向こうは

窓から見える景色は、いつも同じじゃないんだなって窓を開けるたびに感じる。

安上りなワクワクに感謝だ(笑)

ありがたい ♡